おみくじの「来たる」「 来るべし」の違い

神社へ参拝した際、おみくじを引いて助言を求める人も多いですよね。おみくじにはさまざまな言葉やフレーズが含まれており、古語のためわかりにくい部分があります。

その中には、待人の項目で、「来たる」と「来るべし」という言葉が登場します。これらの言葉は何を意味し、どのような違いがあるのでしょうか?

この記事では、おみくじの「来たる」と「来るべし」の違いについて詳しく解説します。

おみくじの待人「来たる」とは?

まず、おみくじの待人で「来たる」の場合です。

待人「来たる」という言葉の意味と起源

「来たる」という言葉は、おみくじにおいて未来に関する重要な示唆を含んでいます。この言葉の意味は「将来や来るべき出来事に対する前兆や予兆がある」ということを示しています。

つまり、「来たる」が出るおみくじは、「近い未来に(待人が)来ます」という意味です。

どのような状況で「来たる」が出るのか?

では、具体的にどのような状況が「待人 来たる」なのでしょうか。実際に起こった詳細をご紹介します。

お互いのタイミングが良くなったら、待人が来る

タイミングが今ではないですが、あなたが会いたい相手(待人)とのお互いのタイミングがベストな時に来きます。

今すぐではないが、近い未来に来ることは約束されている

今すぐではなく、何らかの変化や成長が生じた際に、出逢える・再会できることを約束しています。

あなたまたは相手が変化・成長した未来に出逢う・復縁できる

何らかの変化や成長を要している場合、多少の時間が必要です。ただし、「来たる」は近しい未来を指します。そのため、長期間待つ可能性は少ないため、ポジティブに現状の変化や成長・自分磨きを楽しむことがおすすめです。

おみくじの待人「来るべし」とは?

続いて、おみくじで待人の欄が「来るべし」の場合の解説です。

「来るべし」という言葉の意味と特徴

「来るべし」という言葉は、おみくじにおいて未来への期待や運命に従うべきというメッセージを伝える言葉です。この言葉は、訪れる予兆・予測を示唆しています。

どのような状況で「来るべし」が出るのか?

では、具体的に、待人で「来るべし」と出る場合はどのようなケースでしょうか。具体的にご紹介します。

あくまで予測のため、状況によって確実に来るとは限らない

待人が「来るべし」の場合、未来で必ず来るという断定ではありません。「来るでしょう」「来るだろう」というニュアンスが踏まれています。あくまで、推測、予測といった意味が含まれています。

予測のため、結果は状況によって五分五分

待人が「来るべし」の場合、あくまで予測になります。おそらく来るだろうが、必ずかどうかは現時点ではわからない、という意味が含まれているため、本当に来るかどうかは五分五分といえます。

おみくじの待人「来たる」と「来るべし」の違いとは?

続いて、おみくじの待人「来たる」「来るべし」の違いについて解説しましょう。どちらも未来に関する言葉ですが、意味と強度が違います。

「来たる」「来るべし」同じように未来を示す言葉でも、違いがある?

待人「来たる」とは

「来たる」という言葉は、未来の出来事が確実に近づいていることを表現します。これはある出来事や状況が確実に起こる予兆を示唆し、運命の流れが決まっていることを意味します。

待人「来るべし」とは

この言葉は、未来に明確なポジティブな出来事や幸福が訪れることを強調します。期待を含んだ言葉なので、確実性は「来たる」よりかは低いと言えます。ただし、可能性としてあり得ることを意味しています。

どちらがより強力なメッセージを持つのか?

待人「来たる」「来るべし」どちらの方が強いメッセージかというと、「来たる」です。近い未来確実に来ることを意味しています。

待人「来たる」「来るべし」よりももっと強度が強いものは?

おみくじの待人で、もっと確実に待人が来ることを表す表現があります。

それは、「来る」「来ます」です。

近い未来ではなく、もっと早く、あなたの待人が来る事を指しています。