明けましておめでとうございます!今年も良い年になりますように。
この記事では、そんな想いを込めて、この記事では「新年の抱負」についてまとめてみました。三日坊主を避けてる方法も一緒に解説していきます。
新年の抱負とは?
新年の抱負とは、新しい1年の心の中に抱いている決意や志望という意味です。
例えば、「毎日30分筋トレする」「毎週2回オンライン英会話に参加して英語を習得する」等。
「目標」と「抱負」は違う?
抱負に似た言葉で、「目標」があります。
とても似た言葉で同じように使いがちですが、明確な違いがあります。
- 目標 = 達成したいこと
- 抱負 = 目標を達成するための行動計画のこと
具体的な例を挙げると、
✅ 今より5kg痩せるダイエットする
✅ 日常会話程度の英語力を習得する
これらは「目標」です。
一方で抱負は、
✅ 5kg痩せるために、毎日30分筋トレする
✅ 日常会話程度の英語力を習得するために、毎週2回オンライン英会話に参加して英語を習得する
このように、目標を達成するための行動計画が「抱負」になります。
ビジネスシーンなどでも、年始の初出社や入社式などのタイミングなどで「新年の抱負」を聞かれることが多いので準備しておきましょう。
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新年の抱負は本当に達成できるのか?調査結果を見よう
2021年 新年の抱負を達成できたのは21%
では、実際に新年の抱負を決めて達成できた割合はどのくらいなのでしょうか。こちらは2021年12月の調査結果です。
引用元:bondavi 株式会社の調査
達成できた人はたった19%。新年の抱負自体を「覚えていない」人が42%もいました。
また、2021年は流行病の自粛対策の影響もあり、過去あまり経験のない環境下の中で予測がしづらく、明確な抱負を決定するにも難しかった可能性もあります。
「忘れてしまった」というのも、日常の変化が激しい年だったため、日々の生活への対応に意識を向けて柔軟に適応していく方が勝っていたかもしれません。
来年の抱負に変化あり、が30%以上
私たちは、特に変化の激しい1年を柔軟に対応してきました。
流行病の変異株の課題もまだまだありますが、「自粛緩和で来年の抱負に変化はあると思いますか?」という問いに、33%の人が 「ある(自粛緩和によって、達成したい目標に変化がある)」と回答。
自粛生活の中でできなかった目標に向けて行動を達成したいという意欲や、更に変化の中で自身の武器となるスキルを身につけたい、身体を動かしたい、好きな事を我慢せずに取り組みたい、など。
2021年が私たちに教えてくれたことは、私たちの本音や願望を刺激してくれたようです。
自分を磨くことが重要だと気付かされた2021年
1番多かったのが勉強系の目標28%。生活習慣の改善やダイエット、運動系よりも勉強系の目標が高いことがキーポイントです。
リモートワークでの働き方改革、コロナの影響による企業の倒産や撤退。今まで見たことのなかった光景を目にする機会が増えました。
生き残るために必要なのは、自身を磨くこと。そう感じた人も少なくないはずです。
新年の抱負の決め方|SMARTを活用した6つの手順
ではここから、具体的に新年の抱負の決め方についてご紹介します。
- STEP1:目標を設定する
- STEP2:具体的に決める
- STEP3:測定可能なのもの
- STEP4:実際に達成可能かどうか
- STEP5:関連性があるものかどうか
- STEP6:期限を決める
STEP1:目標を設定する
まず最初に現状(2021年までの振り返り)を考慮し、目標を設定します。
まず簡単に「5キロ痩せたい」など、ここでは本音であなた自身が純粋に「達成したいこと」を。ここでは抽象的なもので大丈夫です。この後残りの項目を満たしていくように進めますので安心して下さい。
STEP2:具体的に決める
では、先ほど決めた目標を、どうすれば実行できるのかを考えていきましょう。
例えば、先程の「5キロ痩せたい」なら、
- 毎日30分、オンラインヨガに参加する
- 近くのジムに入会して、週2回30分通う
- 水曜と金曜だけ、勤務先の1駅前で降りて朝ウォーキングをする
こんな感じに、実行できる「具体的な行動プラン」を考えて決めましょう。
誰かに今年の抱負として伝える必要はないですが、「誰が聞いても分かるような具体性のある行動ルール」が良いです。
そして、1番大事なのは、あなたが実行できる行動にしましょう。
無理なことを決めてしまっては継続できないので、ちょっとだけ自分に甘いくらいでOKです。
継続してできるようになれば、プランを修正して追加すれば良いのですから。
STEP3:測定可能なのもの
ここまでで、目標とそれに対する行動プランが出来上がりました。
では、その新年の抱負がちゃんと「達成したかどうか」を判断する必要があります。
自分が「達成してる!」「達成してない」を把握できるように、数値化測定ができるものにしましょう。
これだと、オンラインで自宅で「毎日」「30分」←これが測定できる部分です。
カレンダーAppや手帳などに、実行できたかかどうかの印(しるし)などを追記すれば、測定可能です
STEP4:実際に達成可能かどうか
ここまででかなり目標に向けての行動プランも明確になってきました。
しかし、目標と理想を一致させることは結構大変です。行動プランとしては良くても、成果を求める気持ちが強くなってしまい、実現不可能な行動プランだと目標には辿り着けません。
本当に実行が可能かどうかを判断しましょう。
本当に毎日できますか?いきなり毎日するのは、あなたにとって本当は厳しいのではないでしょうか。それを確認するために、「実際に達成が可能か」のSTEP4があります。
つまり、、100%達成にしてしまうとただただ苦しいので、自分の可能な範囲で達成率を決めてしまうのです。
例えば、「1ヶ月のうちの達成率80%」とか「1ヶ月のうちの22日実行できたら達成」など。合格ラインを定めることによって、体調が悪い時や仕事の都合、無理できない時などのために自分を許す範囲を決めましょう。
STEP5:関連性があるものかどうか
関連性の有無を確認する1番の理由は、ゴール(目標達成)に向けて、それがしっかり道筋として繋がっているものかを認識するためです。
- 目標を達成した先には何があるのか
- 何のために目標を達成するのか
「5キロ痩せい」なら、痩せたことであなたはどうなりたいのか。
「英語を習得したい」なら、習得できたら何がしたいのか。
目標達成すれば何ができるのか・どうなるのかを明確にしましょう。ここがはっきりすると、モチベーション上げて継続できますね!
STEP6:期限を決める
ここまでくると、もうやるべきことは定りましたね!
最後に、同じ目標を1年間繰り返す中で、モチベーションや変化が無い時期などの対策が必要です。また、実際に費やせる時間によって実現の難易度は大きく変わります。
最後に必要なのは、必ず目標達成するために、「プランの見直し・修正すべき事があるか」を振り返る区切りが必要です。
実際やってみたら結構ハードで、結局決めた達成率を超えれない・・・。そんな場合も本当にあります。1ヶ月や3ヶ月単位の小さな区切りを設けることで、部分的にプラン修正して続けていけるものを新年の抱負にしましょう。
最後に
この新年の抱負の6つの手順は、SMARTと呼ばれるビジネス上目標設定によく活用されるフレームワークです。実際マネジメントにも良く活用されています。
活用するとわかりますが、とても無駄を削ぎ落とし継続できる方法なため、新年の抱負に当てはめることで願望実現には最強な方法だと言えます。
無理せず続けられること。
私たち人間はちょっと無理しがちなので、2024年はちょっとだけ自分に甘さを残しつつ、でも頑張れる年になれば良いですね。
今年はもっと良い年になりますように!