「龍神祝詞」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この祝詞は、龍神信仰において大切な役割を果たしています。しかし、一部で「龍神祝詞を唱えると危険だ」といった噂もあるため、不安に思う人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、龍神祝詞について詳しく解説します。正しい唱え方や効果、そして注意点について理解して、上手に活用していきましょう。
龍神祝詞は危険って本当?龍神祝詞とは?
龍神祝詞を唱える際には、正しい唱え方や祝詞を選ぶことが重要です。
龍神祝詞とは?
龍神祝詞は、古くから日本で伝承されてきた神道の祈祷文のひとつです。龍神に対して願いを込めた祈りを唱え、龍神の神力によって願いが叶うとされています。龍神は、水辺に棲むとされ、水神とも呼ばれます。龍神祝詞は、海や川などの水辺で唱えることが多いとされています。
龍神祝詞
に坐し坐して天と地に御働きを現し給う龍王は
大宇宙根元の御祖の御使いにして一切を産み一切を育て
萬物を御支配あらせ給う王神なれば
一二三四五六七八九十の十種の御寶を己がすがたと変じ給いて
自在自由に天界地界人界を治め給う 龍王神なるを尊み敬いて
眞の六根一筋に御仕え申すことの由を受引き給いて
愚かなる心の数々を戒め給いて
一切衆生の罪穢の衣を脱ぎ去らしめ給いて
萬物の病災をも立所に祓い清め給い
萬世界も御祖のもとに治めせしめ給へと祈願奉ることの由を聞し食し
六根の内に念じ申す大願を成就成さしめ給へと
恐み恐みも白す
龍神祝詞は危険って本当?龍神祝詞が危険視される理由とは?
龍神祝詞が危険視される理由は、誤った唱え方や使い方によって、神社仏閣や神様からの不興を買うことになりかねないため、と解説されていることが多いです。でも、それは本当でしょうか?
龍神祝詞に危険性はない
龍神祝詞を唱えることによる効果や危険性については、科学的に証明されたものはありません。また、祝詞は誰でも唱えることは可能です。むしろ、神社仏閣で神々へメッセージを伝える方法として用いられているため、祈願や祈祷をする際に用いられています。
筆者は、自宅の神棚前で唱えるようにしていますが、今まで危険な目にも龍神系で怖い目に遭ったことは一度もありません。
「真剣に想いを伝えたい」のであれば、自ら神社へ参拝時に声に出して唱えても、全く問題ないです。
龍神祝詞を唱えると悪い龍が寄ってくるってあるの?
「悪い龍や霊が寄ってくる可能性もあるため、龍神祝詞を唱えてはいけない、危険だ」という人が稀にいます。
祝詞は、神様への誠実なお手紙
そもそも、祝詞は神へ伝えるためのお手紙のような役目。この手紙を悪いものが受け付ける可能性がある場合、神社での祈祷や祈願で、用いるわけありません。直接本気の想いをお届けするための、速達便なのです。筆者は永年活用していますが、むしろ気持ちがスッキリし、空気も変わる感覚があるため、好きな時に、あなたの心地良いタイミングで唱えることをおすすめします。
龍神祝詞を唱えるとどうなる?
龍神祝詞を唱えることで、人々は水や自然の恵みに感謝し、その恩恵を受け入れる心を養います。また、龍神への祈りは、豊かな収穫や安全な生活を祈るものであり、信仰心を深めるとともに、生活や仕事に対する希望や前向きな気持ちを育てる効果があるとされています。
龍神系の神社や川や湖、井戸など、水にまつわる場所で唱えることがおすすめです。しかし、海はまた異なるため、避けましょう。
龍神祝詞は危険って本当?龍神祝詞の唱え方と効果について
そもそも、龍神祝詞の効果や唱え方を知らないままでは不安ですよね。しっかりご紹介しましょう。
龍神祝詞の効果について
龍神祝詞を唱えることで、健康や金運、恋愛運などが上昇するといった話題が注目されるようになってきました。
龍神祝詞の唱え方
龍神祝詞の唱え方については、正式なものが存在しないため様々な説があります。一般的には、以下のような方法が知られています。
- 心を落ち着かせ、静かな場所で唱える
- 手を合わせて祝詞を唱える
- 唱える前に、自分自身や家族、友人などの安全を願う
神社に参拝時に唱えても良いですし、自宅で神棚を祀って唱えてもOK。特に回数や時間などの指定はありません。
龍神祝詞は危険って本当?活用前に知っておきたい注意点
龍神祝詞は決して危険なものではありません。ただし、1つだけ注意点があります。
あなたに龍神系が合っているかどうか
龍神祝詞が効果がある祝詞とされて人気ですが、そもそも「あなたが龍神系が合っているか」が重要になります。
例えば、稲荷系・天狗系など、神社によって祀っている神様の種類が複数あることはご存知でしょう。その中で、龍神系と相性が良い人にとって、龍神祝詞は効果があります。
自分に合った神様を知るにはどうしたらいいの?
自分が龍神系なのかどうか、どうやって調べれば良いか、気になりますよね。
過去行った神社で心地良かった場所を思い出す
1番わかりやすい方法として、あなたが過去行った神社の中で、「ここは心地良かったな」と思った場所を思い出してみてください。事前に調べるよりも、直感が正しい相性を明確にしてくれます。
心地良かった神社で祀られている神様を調べてみる
次に、その神社がどのような神様を祀っているか調べてみましょう。水や天候を操る神様は、龍神系です。
筆者が通っているパワーが強いおすすめの龍神系神社
例えば、京都の貴船神社なども、龍神系といえます。また、京都の御金神社(みかねじんじゃ)も龍神系です。どちらの神社も、願いが叶った体験があるため、おすすめです。
まとめ
龍神祝詞は、龍神信仰において大切な役割を持っている祝詞です。この記事でご紹介したとおり、正しい唱え方や効果を理解し、上手に活用することで、仕事や人間関係など、様々な場面で力を発揮することができます。龍神祝詞を上手に活用して、人生を豊かにしていきましょう。